板橋宿発!ドキュメンタリー上映「ローシャルシネマ」、和光でも開催に

板橋仲宿発のドキュメンタリー上映会

昨年2017年11月より、板橋宿のcreation space 「en∞juku」(クリエーション・スペース・エンジュク)を活動拠点として、ドキュメンタリー映画の上映会を実施してきた福岡志保美さんによる個人プロジェクト「Locial Cinema(ローシャル・シネマ)」。

板橋区内では少しづつ認知度も上がってきて、「聞いたことあるかも!?」という方も少しづつ増えてきているのではないでしょうか。

これまでen∞juku(えんじゅく)では、月2回(土曜の夕方と水曜の夜)に分けて、月ごとのドキュメンタリー作品が上映されてきました。



地域の交流の場にもなる「感想シェアタイム」

上映される作品は、福岡さんの視点で厳選された社会問題や地域課題に向き合う世界各国からのドキュメンタリー。参加者と一緒に観て、その後希望者が感想を語り合う「感想シェアタイム」で、参加者同士、地域の人との交流の場がもうけられています。

まさに、福岡さんが「ローカル(地域)でソーシャルシネマ」「ローカルに愛(i)を」との思いで名付けた「Locial Cinema ローシャルシネマ」というだけあって、地域性の強い活動となっていますね。

また、「結(YUI)」というLocialCinemaオリジナルの“社会貢献型通貨”の仕組みも実施しています。これは、「感想シェアタイム」の最後に、「プナム基金」など何種類かの慈善活動から1つを選んで、一言コメントと共に、100円の価値のある「結(YUI)」カードを用意された箱に戻す仕組みになっています。貯まったお金が、1年おきにを各慈善団体に寄付されることになるそうです。

チョイスの中に、「しほみのお菓子」という項目があって、ちょっぴりお茶目な福岡さんのキャラも垣間見れますよ♡

社会や地域の問題を、地域のみんなで考えていきたい

「Locial Cinema」代表の福岡志保美さん

福岡さんが「Locial Cinema」の活動に取り組む以前は、郷土史や伝統芸能を題材にしたドキュメンタリー映画の企画に取り組むなど、映像制作のプロデューサー的な立場で活動されていたそうです。けれど、若さゆえの資金面での苦難、結局企画が頓挫するなどの挫折を味わい、色々あって、一度は映像業界を離れることに。

一度は離れたものの、福岡さんの関心は次第に「地域課題」や「難民問題」にたどり着き、今度はそれを「地域のみんなで考えていきたい」と考えるようになったそうです。

そこから生まれたのが、このLocial Cinema」プロジェクトでした。

活動拠点が和光にも。第1回目の上映会に行ってきました!

和光市駅近くの大人の秘密基地「arco iris(アルコイリス)」でも、「Locial Cinema」の上映会が今後実施されていくことが決定し、先日、8月4日、第1回目の上映会が開催されました。(7月28日上映の会は台風のため中止となりました)

9月以降の上映作品は未定とのことですが、facebookの方でも内容決定しだい公開されていくので、興味ある方は要チェックです!

今回のドキュメンタリー作品のタイトルは、『ヴィック・ムニーズ / ごみアートの奇跡』。

第83回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネート作品に選ばれたもので、世界30以上の賞を受賞。世界中が感動した、ドキュメント作品です。

早速参加して作品を観てきましたが、参加者の感想が個性豊かで、それを聞くのも面白かったし、何より、この作品、本当に感慨深く、いろんな意味で心に残る作品でした。

環境問題について考えさせられるのかな?と思いきや、全然それだけじゃなかったです。

あまり感想をここで述べてしまうと、面白みがないので、またLocial Cinemaで上映する機会があった時は、是非是非観にいって色々感じてみてください!

今後のLocial Cinemaの活動予定は?

次回は、8月25日(土)en∞juku(えんじゅく)で『バベルの学校』が上映予定です。詳しい今後のスケジュールは、随時facebookの方でも情報更新されているので、興味ある方はチェックしてみてくださいね。

The following two tabs change content below.
まゆっこ

まゆっこ

小学1年の息子と幼稚園年中の娘のママです。意外と知られていないけど、こんな楽しいスポットあるよ♪のような、日々の子育てにプラスアルファの「ワクワク」をお届けしたいなと思っています!

この記事をシェアするボタン

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。