12/17(火)開催、埼玉冒険遊び場づくり連絡協議会主催の「移動型遊び場(モバイルプレイ)の可能性~ドイツの子ども政策と日本の実践~」に参加し、興味深いお話を聞いてきました!
会場は、さいたま市子ども家庭総合センター あいぱれっと(〒3300071 さいたま市浦和区上木崎4ー4ー10)。
「さいたま市子ども家庭総合センター あいぱれっと」ってどんなとこ?
与野駅から徒歩7分の場所にある、子どもや家庭、地域の子育て機能を総合的に支援する場という目的で2018年にOPENしたばかりのとても新しく綺麗な4階建ての大型複合施設です。
児童館のような施設や、総合教育相談室(あいぱれっと教育相談室)、男女共同参画推進センター(パートナーシップさいたま)分室、発達障害児生活支援室、児童相談所などが入っています。
また、雨でも遊べる屋根付きの運動場や、乳幼児(0歳から6歳まで)対象の屋内ひろば「あそびのぱれっと」、屋外でも泥んこになって遊べるプレーパーク「冒険はらっぱ」など、子どもの多様な遊びが可能になっています。
中高生対象のスペースも用意されていて、この年代を対象にした児童心理治療施設「子どもケアホーム」も設けられています。
どんなお話だった?
今回、お話ししてくださったのは、NPO法人日本冒険遊び場づくり協会代表の関戸博樹さんと、NPO法人コドモ・ワカモノ・まちing代表理事の星野 諭さん。
関戸さんからは、日本での移動型遊び場づくりの現状や先進地ドイツの施策が紹介され、星野さんからは移動式の子ども基地の事例紹介のお話がありました。
その後、午後からは、プレイトラックの中に積まれている遊び道具を見て、実際に遊んでみるという時間も用意されていましたが、私は今回家庭都合で参加できませんでした💦
中、見たかったな♪😉…次回に期待!
遊びは学び!in ドイツ
お話の中で、特に印象に残ったのが、関戸さんのドイツ視察のお話。
ドイツの中では、社会教育のひとつとして「遊び」が位置付けられていて、「Spiel kultur pädagoge (遊び文化教育士)」という民間資格があるくらい、社会の中で「遊び」は教育的な側面から捉えているという事。
ドイツの遊びに関して、
参考記事を見つけましたので是非読んで見てください☺️▼
「学ぶ」と「遊ぶ」、が同等に捉えられていて、ドイツ政府からも「社会教育の一環である遊び」と「学校教育」に同等に公費がかけられている、そうです。
「公教育には過度に期待しない」との考え方で、学校は基本昼までで、それ以降は、「多様な大人に触れる必要がある」と地域活動参加などの社会教育に、予算がついているんですって。
ドイツの学校の様子が書かれている記事見つけましたので、
ご参考にご紹介します😉▼
移動型遊び場(モバイルプレイ)
また、星野さんの「移動型遊び場(モバイルプレイ)」についてのお話も興味深かったです。「移動型遊び場」は、1972年にドイツのミュンヘンでスタートして、今ではドイツ全土に普及しているそうです。
参考になる記事を見つけましたので、
こちらも是非お読みください😉▼
日本では、まだ「移動型遊び場(モバイルプレイ)」の普及は進んでいませんが、東日本大震災の被災地の子どもたちの遊び場として多く展開されたそうです。
その中で、震災後6ヵ月間どんな時も怖がって一度もママの手を離さなかった子どもが、その遊び場にきて、初めてママの手を離して遊びに夢中になっている姿を見てそのママさんが泣いていた、という星野さんお話が印象的で、聞いていて私も胸がグッとあつくなりました。
「遊び」というのは、子どもにとってそれほどに重要で、かけがえのないものであるという事を再認識できたお話でした。
まゆっこ
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