お医者さんがおうちに来てくれる!【ファストドクターを利用してみた】

子どもあるある…夜の高熱

しばらくお熱が続いていた我が家の0歳児。
昼間はもう下がったかな?と思っていたら、
夜になってまた発熱するのを数日くりかえしていました。
このパターンって赤ちゃんにけっこう多くないですか?
昼間に受診しても、様子を見ましょうって言われて終わり。

ところが3日目の夜、あれ?体がなんだか熱すぎる…?
測ってみると、41度超え
小さな体はびっくりするほど熱くて、辛そうにふえふえ泣いて…
たまにびくん!て痙攣?したりもしています。

次女が1歳くらいのときにインフルエンザで熱性痙攣を起こし、
白目で泡を吹いたときの恐怖がよみがえりました。
熱性痙攣は、兄弟姉妹が経験していると起こる可能性が高いそうなのです。
これはちょっと…怖すぎる!

東京都の小児救急相談ダイヤルに相談

まずは都の小児救急相談(#8000)に電話をしてみました。
こちらは平日は午後6時から夜の11時、土日は午前9時から夜の11時まで
保健師さんや看護師さんが緊急性の有無などについて相談にのってくれます。
東京消防庁救急相談センター #7119 は24時間対応

電話口に出たのは、優しい声ながら口調はきびきびとした女性。
いつから熱があるか、機嫌、水分は取れているかなどの質問に答えると、
やはり念のため夜間救急を受診しておいたほうがいいでしょうとのこと。
やっぱりかー!

平日夜間応急こどもクリニック

板橋区は、高島平に平日夜間応急こどもクリニックがあります。
平日の午後8時から11時まで、15歳以下のこどもを診てくれます。



他にも豊島病院板橋中央病院など、
板橋区では夜間でも必要性があれば診てくれる病院がいくつかあり、
これは全国的にみてもかなり高い水準だそうですよ!
(※必ず事前に電話で相談をする必要があります)

「ファストドクター」という選択肢

実はこの日、主人も熱で寝込んでいました。
そして運の悪いことに夕方から雨が降っているにもかかわらず
何故か上のお姉ちゃん2人も一緒に来ると言って聞かず大泣き…

ここ数日、グズグズ長男のお世話であまり寝てない私、
もうお姉ちゃんたちをに言い聞かせる気力も体力もありません…

我が家は車を持っていません。
うおお…この雨の中、お風呂あがりのお姉ちゃんたちつれて
タクシーつかまる場所まで41度超えた赤ちゃんだっこして
ぞろぞろ移動するのか…しんどい…正直泣きたい…
そして長男の体力が心配 & お姉ちゃんたちも風邪ひきそう…

でも…母、やるしかない!
そう覚悟を決めて支度を始めたときでした。
主人がぽつりとファストドクターはどうだろう」と言い出しました。

なんぞそれ。調べてみると、夜間の往診をすすめているNPOで、
健康保険適用の都内限定・夜間救急サービスだそう。
都内は一律交通費1400円で自宅にお医者さんが来てくれて、
その場でお薬も処方してくれるとか。

東京23区は中学3年生まで保険診療費(医療費)は無料なので、
つまり、かかる費用は交通費1,400円だけ!
なにそれすごい!えっほんとに?

 

画像:ファストドクターのHPトップ

さっそく電話をかけてみた

時間は夜の9時ちょっと過ぎ。
ドキドキしながら電話をすると、オペレーター的な女性が出て、
症状と住所などを聞かれ、医師との確認のため一旦電話を切りました。
そして5〜10分後くらいかな?あちらから電話がかかってきました。
「今から1時間半〜2時間後の間に伺います」とのこと。
ありがたい〜!
上の娘たちはぶーぶー文句を言っていましたが、
なんとか寝かしつけることができました。

10時45分頃、玄関のチャイムが鳴りました。
ドアを開けると…本当に白衣をまとった長身の男性が
大きいトランクをガラガラしながら来てくれました。

おうちで診察

こどもたちが眠っている寝室の隣、
おもちゃが散らかったうすぐらい部屋でさっそく診察開始です。
普通に通っているお医者さんでいつもするみたいに、
お腹に聴診器をあてたり、のどをあーんと診察したり。
喉がけっこう腫れてるとのことで、その場で溶連菌の検査も。

結局溶連菌の反応は出なかったのですが、
赤ちゃんのお熱は5日までは様子を見ていいということになっているので
あと3日ほどで解熱し湿疹が出れば突発性発疹。
お熱が下がらずに発疹が出たり、3日たっても解熱しない場合は
再度受診することを勧められました。
すごくフレンドリーというわけではないけれど、
わかりやすく納得のいく説明に、わたしも主人もとても安心しました〜。

画像:ファストドクターのHPより

トランクから高熱時の座薬、抗生剤、痰切りを出してくださり、
滞在時間は30分くらいだったかな?お薬手帳も記入してくれました。
交通費の1400円をお支払いしたら、保険証と医療証を写メして終了。

1400円て、タクシーで夜間救急に往復するより全然安いですよね!?
いいの?ほんとに???って、むしろ申し訳なくなってしまう金額です。
入会とかも必要ないし、なんてありがたい活動ー!
いつもなら病院のアウェイ感にアワアワ、
診察後にああああれ聞いておけばよかった〜!なんてなるのに、
子どもも安心できる我が家で落ち着いて診察していただける、
ファストドクターさん、いざという時に知っておくと心強いですね。

画像:ファストドクターのHPより

画像:ファストドクターのHPより

画像:ファストドクターのHPより

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いたばし大好き松本さん

いたばし大好き松本さん

小3長女、年中次女、0歳長男の三児の母。 デザイン事務所、児童書出版社勤務などを経て、現在はフリーランス。 出産を機に暮らし始めたいたばしが好きになりすぎて、気持ち悪いレベルに達していないかちょっと不安。 最近のキーワード:いたばし、子育て、地域、コミュニティ、デザイン、子ども食堂、プレーパーク、団地、DIY、多世代コーラス、ブックコミュニケーション、絵本、読み聞かせ、木のおもちゃ、妊娠、出産、自宅出産、助産院、自然育児、布おむつ、おむつなし、子育ち、シュタイナー、モンテッソーリ、etc.

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