板橋のパパコミュニティ「いたパパ」にGO!

板橋のパパ育児とパパつながりとをもりあげようと活動する「いたパパ」に、パパの1人として参加してきた。

いたパパは、「いたばしパパネットワーク」の略。代表の五十嵐さんが2015年5月に立ち上げたパパの育児コミュニティ。月に1回くらいの頻度で、子連れのパパたちが集まって、室内で絵本の読み聞かせをしたり、公園で遊んだりしている。近隣のイベントにみんなで出かけることもあるとか。
この日は、赤塚新町公園のとなりにある集会場で、パパメンバーによる絵本読み聞かせと楽器演奏を披露していた。

自由でにぎやかな2時間

いたパパのメンバーは現在12人。毎回、5~6人のメンバーが顔を出すそうで、この日もそんな感じだった。もちろん、ママが来てもOKなので、夫婦で参加している人もけっこういた。子どもは未就学児を中心に小学生低学年も少し。10人近くの子どもたちが集会場を走り回って、おおはしゃぎ。

参加者はばらばらと集まり、人数がある程度になったところで、今日の出し物として絵本の読み聞かせと、歌や踊りがスタート。ただし、子どもたちに「出し物を見なきゃいけないよ!」という縛りはないので、演奏をよく聞いている子、邪魔する子、走り回っている子、思い思いのスタイルで楽しんでいるようだった。

「いたパパ」五十嵐さんの思い

「じつは娘が生まれる前は、子ども嫌いでした」と笑うのは、いたパパ代表の五十嵐丈敏さん。生まれたばかりの我が子を抱っこしたとき、パパスイッチが入ったのを感じたという。
さっそく、子育てパパをつなぐNPO法人「ファザーリング・ジャパン」や練馬区の「ねりパパ」にも参加しながら、しだいに、板橋区でもそうしたつながりを作りたいと感じるようになった。その頃、ちょうど「プレーパークを板橋でもやりたい」という思いでつながっていたパパ仲間、しがき伸也さんと2人で「いたパパ」を立ち上げたそうだ。

五十嵐さんのいたパパ活動には、自身が子どもと向き合うことはもちろん、ママを少しでも楽にしてあげたいという思いがあった。「子育てや家事って本当に大変なことですよ。男性だって仕事しながらできることはたくさんあるし、すぐに女性に押し付けてしまうのは男性の怠慢だと思います」
熱のこもったお言葉が、パパの1人である取材者の耳にもザクザク刺さった。

 

「いたパパ」の活動情報は、いたパパのブログフェイスブックページで随時更新中。
5月は、光が丘のプレーパークで遊ぶ予定。興味ある人はぜひチェックを。

「いたパパ」代表・五十嵐さん。

踊りと演奏を披露したメンバーの横山さん。

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松本浄

松本浄

理科大好きなフリーランス編集・ライター。板橋区民。学研「大人の科学マガジン」「まんが新ひみつシリーズ」など科学系の執筆・編集のほか、まちづくりや地域系は「国土交通」「季刊むさしの」など。

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